スーパーサイエンスハイスクール

スーパーサイエンスハイスクール(SSH)とは

「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」は、高等学校等において、先進的な理数教育を実施するとともに、高大接続の在り方について大学との共同研究や、国際社会で活躍できる人材を育成するための取組を推進する学校です。宇部高校では、平成19年度(2007年度)から「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」の研究指定を受け、これまでに先進的な理数系教育に取り組んできました。

宇部高校SSHについて

令和5年度の記録

その他、実施内容のページへ

11月8日 人文社会科学科・自然科学科2年生が国際交流学習Ⅱを行いました 

 11月8日(水)5~7限、人文社会科学科・自然科学科2年生が国際交流学習Ⅱを行いました。山口県国際交流員のマイケル・シドニーさんとアルホナ・ゴメス・アドリアンさんをお招きし、まずはお二人から英語で自己紹介とプレゼンテーションに関するアドバイスをしていただきました。その後生徒は3つのグループに分かれ、お二人と本校ALTのシモン・アーマー先生に対し、課題研究班ごとに研究内容を英語でプレゼンテーションし、質疑応答を行いました。日本語でも内容を伝えるのが難しい課題研究を英語で伝えるのは大きな挑戦でしたが、どの班も質疑応答までやり抜くことができました。生徒の感想の中には「普段勉強している英語を実際に使って、それがちゃんと伝わったのがとてもうれしかった。」などの成功体験もありましたが、「自分が伝えたいことが伝わらないのはこんなにモヤモヤするものだと思った。」「自分の英語力が非常に未熟なレベルだということを痛感した。」のような失敗体験についての記述が多く見られました。しかし失敗体験に触れた生徒の多くが「英語ができないといけないと実感した。」「将来、海外に行ってみたいと思った。」「海外研修で英語を使うのに役立つ経験だった。」のように続けており、この経験を通じて未来につながるモチベーションを得たことが伺えました。成功体験からも失敗体験からも何かを学ぶことができるという探究科のだいご味が凝縮されたようなイベントになったと思います。国際交流員の方からも“You should be proud of your students.”と言っていただきました。 

8月9日 SSH生徒研究発表会   

令和5年8月9日(水)、10日(木)神戸国際展示場で開催された、令和5年度スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会に参加しました。本校からは、「猫のトイレを考える~地域猫活動に貢献~」をテーマに人文社会科学科の3年生3名から成る地域猫班がポスター発表を行いました。全国から221校が参加する大会は、科学の甲子園とも称されています。参加校の研究内容のレベルの高さに驚きつつも、生徒は多くの来場者に対してポスターやチラシを使って堂々と説明していました。今回の発表会で得た貴重なフィードバックをまとめ、今後、探究活動を引き継ぎ、取り組んでくれる後輩に託したいと考えています。 

科学部2年生が「全国高等学校総合文化祭自然科学部門」に参加しました

 令和5年7月29日(土)~31日(月)、鹿児島県鹿児島市の鹿児島大学において開催された「全国高等学校総合文化祭自然科学部門」に宇部高校科学部2年生1人が参加しました。初日は、研究発表地学部門で「ため池の数と降水量の関連性」を発表しました。全国の高いレベルの発表を見てとても緊張していましたが、無事終えることができました。2日目の午前は研究発表の見学、午後からは巡検研修「エネルギーの活用を学ぶ」コースに参加しました。巡検研修では薩摩川内市の川内原子力発電所展示館、いちき串木野市のちかび展示館(串木野国家石油備蓄基地の石油地下備蓄システムを解説する施設)を見学しました。現地の高校生や各展示館の方の御案内で、楽しく充実した研修となりました。最終日3日目は会場を鹿児島市谷山サザンホールに移し、生徒交流会、鹿児島大学半田利弘先生による記念講演「わかると納得する宇宙のダークサイド」、表彰式等を経て全日程が終了しました。今回の貴重な経験を、今後の部活動や勉学に生かしてもらいたいと思います。

探究科2年生が「あじすっ子全員集合!~科学・工作教室~」を開催しました

 令和5年7月23日(日)9時半~11時、山口市阿知須総合支所において「あじすっ子全員集合!~科学・工作教室~」が開催されました。このイベントは、宇部高校探究科2年生SGDs班4人が、子ども食堂の研究の一環として、地域の子供たちの居場所づくりを目的に行いました。計画から運営までSGDs班の4人が中心になって行っており、今回は宇部高校科学部2年生6人の協力も得て開催しました。

 当日は10家族24人と高校生スタッフ10人が集まり、高校生の説明の後に段ボールを使った空気砲づくりと、洗濯のりを使ったスライムづくりを行いました。高校生スタッフのサポートもあり、スムーズに実験・工作を行うことができました。短い時間でしたが、このイベントの目的であった「地域の子供たちの居場所づくり」に貢献できたのではないかと思います。 

探究科・普通科1年大学体験セミナー 

 令和5年7月12日(水)、山口大学工学部において宇部高校1年生240人(探究科80人・普通科160人)が参加し、基礎探究・総合的な探究の時間の一環としての大学体験セミナーが開催されました。全員が約15分かけて工学部まで歩いて行きました。13:00に開会の後、13:35まで宇部高校卒業の3人の先輩の話を聞きました。その後、10人ずつの小グループに分かれ、引率の大学生・大学院生と約2時間かけて3つの研究室と図書館などを回り、大学での研究や施設・設備の様子を学びました。今回のセミナーでは、非常に多くの大学の教職員・学生の方にお世話になりました。先生方の研究に関する熱い思いを知ることや学生の方との交流を通じて、生徒も大学生活をイメージできたのではないかと思います。今回の講座を今後の探究活動のテーマ決めや、自らの進路選択に是非生かしてもらいたいと思います。 

令和4年度の記録

PCをご利用の方は、画像右上の「ポップアウト」をクリックすると拡大表示できます。

スマートフォンをご利用の方は、画面上をタップすると拡大表示されます

令和4年 生徒課題研究論文集

R4論文集.pdf

過去の実施内容

年度タイトル横の V マークをクリック・タップすると展開されます。

29年度指定年次(令和年度)

年度指定年次(平成28年度)

19年度指定年次(平成19年度)復旧中


宇部高校のSSHギャラリー

探究活動基礎セミナー

国際交流学習Ⅰ

国際交流学習Ⅱ

教養セミナー

グループディスカッション

生徒研究成果発表会