探究科

探究科の紹介

令和5年度 探究科の行事

118人文社会科学科・自然科学科2年生が国際交流学習Ⅱを行いました 

11月8日(水)5~7限、人文社会科学科・自然科学科2年生が国際交流学習Ⅱを行いました。山口県国際交流員のマイケル・シドニーさんとアルホナ・ゴメス・アドリアンさんをお招きし、まずはお二人から英語で自己紹介とプレゼンテーションに関するアドバイスをしていただきました。その後生徒は3つのグループに分かれ、お二人と本校ALTのシモン・アーマー先生に対し、課題研究班ごとに研究内容を英語でプレゼンテーションし、質疑応答を行いました。日本語でも内容を伝えるのが難しい課題研究を英語で伝えるのは大きな挑戦でしたが、どの班も質疑応答までやり抜くことができました。生徒の感想の中には「普段勉強している英語を実際に使って、それがちゃんと伝わったのがとてもうれしかった。」などの成功体験もありましたが、「自分が伝えたいことが伝わらないのはこんなにモヤモヤするものだと思った。」「自分の英語力が非常に未熟なレベルだということを痛感した。」のような失敗体験についての記述が多く見られました。しかし失敗体験に触れた生徒の多くが「英語ができないといけないと実感した。」「将来、海外に行ってみたいと思った。」「海外研修で英語を使うのに役立つ経験だった。」のように続けており、この経験を通じて未来につながるモチベーションを得たことが伺えました。成功体験からも失敗体験からも何かを学ぶことができるという探究科のだいご味が凝縮されたようなイベントになったと思います。国際交流員の方からも“You should be proud of your students.”と言っていただきました。 

10月25日 探究科1年生 国際交流学習 

10月25日(水)6,7限に山口大学工学部から12名の留学生を招いて、国際交流学習Ⅰを実施し、探究科1年生が参加しました。各グループに留学生1名が加わり、まずは留学生から英語で自分の国を紹介してもらい、生徒たちは英語でその国のことについて質問をしたり、自分たちのことを伝えたりしました。その後、生徒たちは5月のSDGsセミナーで宇部市長に提案した、宇部市のSDGsの課題に対する自分たちの提案をスライドを見せながら英語で留学生に発表しました。生徒の感想には「英語だけで話すのは初めての経験だったので緊張したが、とても楽しかった。」「外国から見た日本というものが少しつかめた気がする。」「もっと英語の勉強を頑張ろうと思った。」などがあり、交流会を楽しみ、国際的な視野を広げ、学習への動機づけも高まったことが分かりました。参加した留学生の出身国は、中国、ベトナム、マレーシア、東ティモール、バングラデシュ、ケニア、ウガンダ、ナイジェリア、ベナンなど多岐にわたり、探究科の1年生にとっては視野を広げる良い機会になったと思います。 

10月7日 探究科説明会を実施します

10月7日(土)に予定通り探究科説明会を実施します。中学校を通して参加申込をされている方はお気をつけてご来校ください。当日は探究科1,2年生との交流を中心に企画しています。探究科で過ごす高校生活について、色々と質問をしてみてください。保護者の方の駐車場はグラウンドを開放いたします。

 

日程

13:20 駐車場開場(グラウンド)

13:30 受付開始

 14:00~16:00 探究科説明会


持参物

・上履き ・下足袋 ・筆記用具

※保護者の方も上履きと下足袋をご準備くださるよう、お願い申し上げます。 

8月9日 SSH生徒研究発表会   

令和5年8月9日(水)、10日(木)神戸国際展示場で開催された、令和5年度スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会に参加しました。本校からは、「猫のトイレを考える~地域猫活動に貢献~」をテーマに人文社会科学科の3年生3名から成る地域猫班がポスター発表を行いました。全国から221校が参加する大会は、科学の甲子園とも称されています。参加校の研究内容のレベルの高さに驚きつつも、生徒は多くの来場者に対してポスターやチラシを使って堂々と説明していました。今回の発表会で得た貴重なフィードバックをまとめ、今後、探究活動を引き継ぎ、取り組んでくれる後輩に託したいと考えています。 

科学部2年生が「全国高等学校総合文化祭自然科学部門」に参加しました

 令和5年7月29日(土)~31日(月)、鹿児島県鹿児島市の鹿児島大学において開催された「全国高等学校総合文化祭自然科学部門」に宇部高校科学部2年生1人が参加しました。初日は、研究発表地学部門で「ため池の数と降水量の関連性」を発表しました。全国の高いレベルの発表を見てとても緊張していましたが、無事終えることができました。2日目の午前は研究発表の見学、午後からは巡検研修「エネルギーの活用を学ぶ」コースに参加しました。巡検研修では薩摩川内市の川内原子力発電所展示館、いちき串木野市のちかび展示館(串木野国家石油備蓄基地の石油地下備蓄システムを解説する施設)を見学しました。現地の高校生や各展示館の方の御案内で、楽しく充実した研修となりました。最終日3日目は会場を鹿児島市谷山サザンホールに移し、生徒交流会、鹿児島大学半田利弘先生による記念講演「わかると納得する宇宙のダークサイド」、表彰式等を経て全日程が終了しました。今回の貴重な経験を、今後の部活動や勉学に生かしてもらいたいと思います。

探究科2年生が「あじすっ子全員集合!~科学・工作教室~」を開催しました

 令和5年7月23日(日)9時半~11時、山口市阿知須総合支所において「あじすっ子全員集合!~科学・工作教室~」が開催されました。このイベントは、宇部高校探究科2年生SGDs班4人が、子ども食堂の研究の一環として、地域の子供たちの居場所づくりを目的に行いました。計画から運営までSGDs班の4人が中心になって行っており、今回は宇部高校科学部2年生6人の協力も得て開催しました。

 当日は10家族24人と高校生スタッフ10人が集まり、高校生の説明の後に段ボールを使った空気砲づくりと、洗濯のりを使ったスライムづくりを行いました。高校生スタッフのサポートもあり、スムーズに実験・工作を行うことができました。短い時間でしたが、このイベントの目的であった「地域の子供たちの居場所づくり」に貢献できたのではないかと思います。 

探究科・普通科1年大学体験セミナー 

令和5年7月12日(水)、山口大学工学部において宇部高校1年生240人(探究科80人・普通科160人)が参加し、基礎探究・総合的な探究の時間の一環としての大学体験セミナーが開催されました。全員が約15分かけて工学部まで歩いて行きました。13:00に開会の後、13:35まで宇部高校卒業の3人の先輩の話を聞きました。その後、10人ずつの小グループに分かれ、引率の大学生・大学院生と約2時間かけて3つの研究室と図書館などを回り、大学での研究や施設・設備の様子を学びました。今回のセミナーでは、非常に多くの大学の教職員・学生の方にお世話になりました。先生方の研究に関する熱い思いを知ることや学生の方との交流を通じて、生徒も大学生活をイメージできたのではないかと思います。今回の講座を今後の探究活動のテーマ決めや、自らの進路選択に是非生かしてもらいたいと思います。 

探究科1年SDGsセミナー  

令和5年6月14日(水)、宇部高校コモンホールにおいて探究科1年生80人が参加し、基礎探究の一環としてSDGsセミナーが開催されました。5月に宇部市長からいただいた「宇部市が宇部高生と取り組みたいSDGsテーマ」をもとに、探究科1年生一人ひとりが考えたアイデアを各グループで発表し合いました。グループ内で代表者1人を決め、最後に15人の代表者が全員の前で発表し、グループ一押しのアイデアを市長への提言として全員で共有することができました。来場された宇部高の先輩でもある市長からも講評をいただき、最後は市長と記念写真を撮影して終了しました。

 今後は自分の興味・関心を整理し、どのような研究を行いたいのか考えていく時期に入ります。今回の経験やアイデアをもとに、自分の進みたい方向性を考え、より独自性のある面白い探究活動を行ってもらいたいと思います。 

探究科1年教養セミナー  

令和5年6月7日(水)、山口大学工学部において探究科1年生80人が参加し、基礎探究の一環としての教養セミナーが開催されました。開講式の後、機械工学科の中原佐先生「微細加工技術を使った機械設計」、社会建設工学科の原弘行先生「セメント安定処理」、応用化学科の吉本則子先生「副作用の少ないバイオ医薬品をつくる」の3つの講義を全員で聴講しました。内容的には高度なものでしたが、先生方が分かりやすく説明してくださいました。高校で学習していることと関連する内容もあり、皆、興味深く聴いていました。今回のセミナーで大学の雰囲気を知り、今後の探究活動での研究班選びや進路選択にも生かしてもらいたいと思います。 

未来トーク 

令和5年6月5日(月)、株式会社3inの岩本さん、田口さんのご指導の下、探究科3年生が大学での学びに向けた志望理由書を書きあげ、発表しました。志望動機の中に織り込む自己紹介の部分では、どの生徒も3年間の探究活動を通して経験したことがどのように将来の学びにつながっていくかを真剣に考え、自分の言葉で表現しようとしていました。班内で相互評価をした後、選ばれた14名の生徒が全員の前で自分の志望理由を発表しました。発表時には、山口大学副学長の進士正人様、同大学工学部教授の堤宏守様もご臨席いただき、最後に「大学に入るのがゴールではなく、入学後のビジョンを持って大学に進学してほしい。」とのメッセージを頂きました。3年間の探究活動では大変だったこともありましたが、多くの経験を糧に未来を生き抜く力を探究科の生徒たちが身に付けていることが実感できた貴重なひと時となりました。 

グループディスカッション(探究科1・3年) 

4月24日(月)6~7限に基礎探究及び発展探究Ⅱのグループディスカッションを行いました。この取組は人文社会科学科・自然科学科3年生がこれまで行ってきた研究をもとに、探究科の1年生とディスカッションするものです。また、今年度は「3年の研究を継承するなら、1年生は各自でどうするのか?」という視点も加えて実施しました。3年生にとっては研究を深めるため、1年生にとってはこれから始まる課題研究のイメージをつかむために役立ったのではないかと思います。 

探究活動基礎セミナー(探究科1年)  

探究科1年生80人を対象に4月21日(金)~22日(土)に実施しました。

 1日目午前中は、ときわミュージアムを会場に、探究活動①「自分を売り込むデザイン」と、探究活動②「じぶん株式会社のデザイン」を実施し、株式会社3inのスタッフの方々によるお話とアクティビティを実施しました。続いての探究活動③「クリエィティブリサーチ」では、宇部市職員の方から講義「UBEビエンナーレと宇部市の課題」を実施していただき、以後の活動のヒントにさせていただきました。午後は、探究活動④「UBEビエンナーレと宇部市の課題」をテーマに、公園内で彫刻の見学や来園者にインタビューを行うなどのフィールドワークを行いました。

 2日目は、宇部高校のコモンホールを会場に午前中は、前日のフィールドワークの結果のまとめを行った後、その成果を短時間で発表する班内ピッチ大会を行いました。次に、班内で代表者に選ばれた人及び立候補した人による代表ピッチ大会を開催しました。前日に講義していただいた宇部市職員、YMFGゾーンプランニング、3inの方からのコメントもいただき、各班で話し合った「UBEビエンナーレと宇部市の課題」について、全員で共有することができました。

今回の1日半のセミナーを通して、今後課題研究を進めていく上で必要なトレーニングができ、有意義なセミナーとなりました。 

令和4年度 Super Students Report (SSR)通信

SSR_通信1号(4月).pdf

SSR通信1号(4月)

SSR_通信2号(5月).pdf

SSR通信号(5月

SSR_通信3号(6月).pdf

SSR通信3号(月)

SSR_通信4号(7月).pdf

SSR通信号(月)

SSR_通信5号(9月).pdf

SSR通信5号(9月)

SSR_通信6号(10月).pdf

SSR通信6号(10月)

SSR_通信7号(11月).pdf

SSR通信7号(11月)

SSR_通信8号(12月).pdf

SSR通信8号(12月)

SSR_通信9号(1月).pdf

SSR通信9号(1月)

SSR_通信10号(2月).pdf

SSR通信10号(2月)

SSR_通信11号(3月).pdf

SSR通信11号(3月)