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3月26日、代々木ゼミナール英語科講師の西川彰一先生をお招きして、1年生全員と2年生の希望者を対象に特別講義を行っていただきました。
一般英語と難関大英語の2つの講座に分かれ、西川先生御自身の経験も交えながら、語彙の重要性や普段の授業の大切さを教えていただきました。途中で生徒とも直接やり取りを行い、大変な盛り上がりを見せ、あっという間の90分でした。生徒たちのモチベーションの高まりを目の当たりにしました。
会の終了後も、生徒の質疑に答えていただき、生徒たちにとってたいへん貴重な時間となりました。西川先生をはじめとする関係者の皆様、本当にありがとうございました。
3月29日(土)に開催される本校吹奏楽部のスプリングコンサートについては、
第1公演、第2公演ともに、おかげさまで満席となりました。
すでに申し込まれた方がキャンセルをされる場合は、
宇部高校(0836-31-1055)までお電話ください。
今後キャンセルが複数出た場合は予約を再開する可能性がありますが、その時期についてはお示しすることができませんので、ご了承ください。
3月11日、東京大学法科大学院から3人の講師の先生方をお招きして、東京大学法科大学院出張教室を行いました。理系の生徒も含む1・2年生24名が参加しました。
まず、講師の先生より、昨年7月に最高裁で出された違憲判決をもとに、法律学における論理的思考のあり方を講義していただきました。そして、その思考方法をもとに、生徒たちは身近な問題についてディスカッションをしていきました。論理的な思考方法と過去の判例という先人たちが積み上げてきた知見をもとに、現代の社会状況に目を向けて新たな価値を生み出すというプロセスを経験できたことは、法学部志望者だけではなく、全ての参加者にとって有意義なものになったことだと思います。また、講師の先生の1人は宇部高校の卒業生で、東京で学ぶことの意義と、東京同窓会を通じて広がる人脈の価値について伝えていただき、参加者の進学意欲をさらに高めていただきました。会の終了後も、生徒の質疑に答えていただき、生徒たちにとってたいへん貴重な時間となりました。講師の先生方、本当にありがとうございました。
1月18日(土)、本校科学部の1年生が、麻生情報ビジネス専門学校主催の第7回高校生プログラミングコンテストに出場しました。出場した生徒は、プログラミングを初めてまだ数か月ですが、部活動の活動目標として、プログラミング技術力の向上を目指し、大会に参加しました。
参加した生徒は「これからプログラミングに興味をもつ部員が増えて、来年は一緒に大会に参加できるようになると嬉しい」と言っていました。
2月8日(土)宇部高校において、生徒研究成果発表会を開催します。ステージ発表では、人文社会科学科・自然科学科2年生の課題研究や国際交流関係について発表します。ポスター発表では、探究科1年生や普通科2年生の課題研究、科学部の研究の発表も行われる予定です。
途中入場・退場可能です。ぜひ、高校生の研究成果を見にきませんか?
(申込書は、当日、受付にも準備しています。)
申込書のダウンロード
科学部は、塩素漂白による脱色をテーマに研究を進めている部員がいます。今日はクリスマスでしたが、研究する部員は、「研究」も「クリスマス」も真っ新な気持ちで楽しんでいるようでした。
来年2月8日(土)には、本校で生徒研究成果発表会が開催される予定で、部員も発表会に向け研究に一層力を入れてとり組んでいます。
本年も大変お世話になりました。来年も宇部高校をどうぞよろしくお願い申し上げます。皆さま、良いお年をお迎えください🎍
探究科台湾海外研修レポート後半です。四日目は班別自主研修でした。課題研究班単位で大学生についてもらいながら、自分たち立てた行動計画を基に台北市内を自由に行動しました。「日本台湾交流協会」を訪問し外務省の職員の方からお話を伺った班もあれば、大学を訪問して大学生にアンケートを取った班もあり、「課題研究に資する見学をする」という目的を果たしていました。最終日は故宮博物院を訪問しました。歴史の教科書に載っている文物の実物を見ることができ、特に歴史好きな生徒は大変興味を持って見学しました。事後アンケートでは「班別自主研修」と「新荘高級中学訪問」が印象に残った研修先のトップ2でした。海外の学校生活の体験がとても新鮮だったこと、バディや大学生たちと言葉の壁がある中でもなんとか意思疎通を図ろうと頑張ったのが楽しかったこと、慣れない海外でも自分たちの意志でやりたいことができたこと、などが主な理由でした。多くの生徒がこの海外研修を通して経験の幅を大きく広げてくれたことと思います。
12月10日(火)~14日(土)の5日間、探究科2年生が台湾で海外研修を行いました。一日目は到着後、忠烈祠や、中正紀念堂を見学しました。
二日目は午前中に歴史コース・サイエンスコースに分かれてコース別研修を実施しました。歴史コースでは日本と台湾の歴史について語り部から日本語でお話を聞いた後、台北市街に出て日本統治時代から残る歴史的建造物について説明してもらいながら街歩きをしました。サイエンスコースでは台北近郊の新竹サイエンスパークに行き、半導体など台湾の先進技術を見学しました。午後からは十份、九份に行きました。十份では赤い天燈に願い事を書き、成就を祈って空に飛ばしました。「千と千尋の神隠し」の着想のヒントとなったと言われる九份では異国情緒あふれる街並みの散策を楽しみました。
三日目は台湾高速鉄道で高雄市に移動し、姉妹校の新荘高級中学を訪問しました。事前に新荘高級中学の生徒と一対一のバディを割り当てて、数回に渡るメール交換をして友達になっていましたが、当日はバディと一緒に昼食を食べ、5、6時間目の授業を共に受けました。宇部高生が共に授業に参加できるよう様々な工夫をしていただき、短い時間ではありましたが、大変内容の濃い、充実した時間を過ごすことができました。
令和6年度山口県高校生英語ディベート大会がオンラインにて行われ、本校英語部が優勝。2年連続で高校生英語ディベート全国大会への出場が決定しました。今年度の論題は「The Japanese government should abolish all nuclear power plants(日本政府は全ての原子力発電所を廃止すべきである)」というもので、肯定側と否定側の両方の立場から英語によるディベートを行い、見事優勝しました。全国大会は本年12月21日(土)・22日(日)に岡山大学を会場に全国から64のチームが参加して行われます。
英語部ではオンラインを含む全国レベルの英語ディベート大会に参加しながら、都市圏の高校生にも引けを取らない英語発信力を身につけることをめざしています。
令和6年10月21日(月)6、7限目に1学年対象の進路講演会がありました。龍谷大学 高大連携推進室 フェロー堀 浩司先生を講師としてお招きし、講演していただきました。1学年は、来年度の文・理科目選択の本調査を目前にしており、色々と不安なことや迷いなどがあると思いますが、今回のお話を真剣に受け止め、自分なりに考えているのが窺えました。また、講演会終了後も、堀先生と個別に面談を受ける生徒もおり、大変貴重な機会となりました。大変御多忙の折、本校にお越しくださいました堀先生には、厚く御礼申し上げます。
10月3日(木)および10月4日(金)、本校の姉妹校であるオーストラリアのコタラ高校から28人の訪問団が来校しました。最初は緊張した様子も見られましたが、音楽や家庭科の特別授業を通じて、次第にリラックスした表情になりました。英語の授業では、探究科の生徒が自分たちの探究内容を英語で発表し、質問にも英語で積極的に答えるなど、英語を使った交流が活発に行われました。
さらに、コタラ高校の生徒たちは10月2日から6日までの5日間、本校生徒の家庭にホームステイし、日本の家庭生活を体験しました。この交流を通じて、留学生と本校生徒が共に学び、異文化理解を深める大変貴重な機会となりました。
9月14日(土)山陽小野田市立山口東京理科大学を訪問し薬学体験を行いました。本校から1、2年合わせて18名の生徒が参加し、下関西高校の生徒とともに実験概要について講義を受け、その後、山口東京理科大学の学生にサポートしてもらいながら、「アセチルサリチル酸の合成」を行いました。薬学部を志す生徒にとっては、大変貴重な体験となりました。
令和6年9月9日(月)6、7限目に2学年対象の大学セミナーがありました。今年は対面で行われ、いつもより多い17名の大学生や大学院生が来校し、学部・学科に分かれて講演をしていただきました。
生徒は自分の希望する講座にそれぞれ参加し、講師の方から所属学部・学科の説明や勉強していること、将来描いている方向性、高校時代のことや大学受験で悩んだことなどをさまざまなお話を聞きました。以下は生徒の振り返りシートの文面です。
◆工学に参加したある生徒の感想
志望校は、自分が好きなことやしたいことがなくても、これからの生活の中で見つかるチャンスがあるから、自分の1つ上のレベルを目指しておく!!
インターンシップや短期留学などさまざまな機会があるのが大学。
大学院試験は、①TOEFL、②論文読解、③面接などがあることを初めて知った。大学選びは学部・学科だけで考えるのではなく、その中の研究で何をしたいのかまで考えてみた方がいいかもしれない。
◆看護学に参加したある生徒の感想
自分が何になりたいのか、何に興味があるのか、よく考えたり、調べたりするのが大切だということが分かりました。早くから進路について考えた方が後々、「こうしておけばよかった」という気持ちも生まれにくいと思いました。模試のやり直しをした方がよいということを講師の方がおしゃっていたので、取り組んでいきたいです。課題や授業にもきちんと取り組んで、将来の自分のために頑張ろうと思いました。
9月5日(木)、やまぐち富士商ドームにおいて令和6年度宇部高校体育大会を開催しました。9つのチームに分かれて徒競走や騎馬戦などの個人競技や団体競技に挑み、優勝をめざしました。
8月4日(日)から6日(火)にかけて、2泊3日の日程で下関西高校と合同で実施した「東京・大学ツアー2024」に関する報告の最終回です。
最終日となった6日(火)は、東京大学の駒場キャンパスに向かいました。前日に引き続き、現在、東大に在学している6人の宇部高卒業生が参加してくれました。卒業生による案内のもとでキャンパス見学を実施した後で、5グループに分かれて、卒業生との座談会を実施しました。大学生活について、東大を志望した理由について、受験勉強についてなど、高校生の質問に対して、卒業生たちは親身に答えてくれました。前日のサイバーエージェントの社員の方たちと同様に、東大生の皆も高校生にうまく接しながら、質問を引き出しており、さすがだなと感じるとともに、大学においてさらに成長していることを感じ、嬉しく思いました。3日間を通じて、多くの卒業生がこの企画に関わってくれたことによって、充実したツアーになりました。
その後東京駅に移動して、昼食と自由行動を行った後、下関西高校の生徒たちと別れ、羽田空港に向かい、その後、山口宇部空港へと帰着しました。
関東に進学している多くの卒業生に関わっていただいたことにより、参加者は視野を広げるとともに、進路意識を大きく高めることができたようです。関わってくださった卒業生の皆様、また、様々な面で御支援いただいた東京かたばみ会の皆様にも厚くお礼申し上げます。
8月4日(日)から6日(火)にかけて、2泊3日の日程で下関西高校と合同で実施した「東京・大学ツアー2024」に関する報告の4つ目です。
5日(月)に上野公園での自由行動を終えた後、渋谷に移動し、夕食をとりました。その後、Abema Towersへ向かい、株式会社サイバーエージェント社を訪問しました。まず、サイバーエージェント社の概要を説明していただいた後に、3人の若手社員の参加による、座談会を実施していただきました。
企業訪問に慣れないこともあったのか、当初、生徒たちはなかなかうまく質問をすることができませんでしたが、若手社員の方々がうまく関わってくださったことで、徐々に和やかな雰囲気で座談会を行うことができました。緊張している高校生に対する対応の仕方一つをとっても、社会の第一線で活躍される方はさすがだなと思わされるところがあり、生徒たちにとっても学びになったのではないかと思います、また、それぞれの若手社員の方々が目を輝かせながら「自らが創り出したい社会像」などを語ってくださり、生徒たちは圧倒されながらも、憧れの思いを感じたのではないかと思います。
16階が会場であったこともあり、きれいな渋谷の夜景を見ながらの企業訪問でした。会の終了後に生徒たちが写真を撮っている間にも、社員の方々がうまく生徒たちとコミュニケーションをとってくださり、聞き逃したことを聞いている生徒もいました。
お忙しい中、有意義な経験をさせていただきました。サイバーエージェント社の皆様、たいへんありがとうございました。
※)東京・大学ツアーのレポートは、以後も何回かに分けて投稿させていただきます。
探究科2年地歴公民A班は平和について考えることを目標として活動しています。8月16日(金)に宇部市・小野田市の中学生17名を対象に「貿易ゲーム」を本校にて実施しました。今回が2回目の実施で、ヨーロッパにおける第二次世界大戦を題材とし、列強国、植民地等立場の異なる役割をロールプレイすることによって、資源を保有する地域をめぐる争いや、戦争につながる要素を疑似体験し、平和について考えてもらいました。
参加者からは、「ゲームをしながら、周りの国の状況をよく見たり、どうしたら平和になるかを考えられたのでよかった」「世界情勢を学ぼうと思うきっかけになった」「2回目の参加でより深くゲームや平和について考えることができた」などの声が寄せられました。
8月4日(日)から6日(火)にかけて、2泊3日の日程で下関西高校と合同で実施した「東京・大学ツアー2024」に関する報告の3つ目です。
2日目にあたる5日(月)は東京大学の本郷キャンパスを訪問しました。本郷キャンパスでは、現在、東京大学で学んでいる本校の卒業生6名と下関西高校の卒業生4名が迎えてくれました。
まず、卒業生の引率のもと、総合図書館の見学を行いました。赤じゅうたんが敷かれた荘厳な階段を上がり、たいへん広く、かつ趣のある自習室を見学することができました。伝統と静寂に包まれた自習室に圧倒されつつも、この場で学ぶことへの憧れを強くさせるパワーをもった図書館でした。その後、5グループに分かれて、卒業生の案内のもと、赤門や安田講堂、三四郎池、大学生協などを巡りました。中央食堂は機器の故障のため使用できなかったため、卒業生に近くの食堂を案内してもらうなどして、昼食をとりました。その後、木陰で先輩方との座談会を実施しました。
座談会の後は、博物館や美術館が集中する上野公園での自由行動としました。
8月2日(日)から6日(火)にかけて、2泊3日の日程で下関西高校と合同で実施した「東京・大学ツアー2024」に関する報告の2回目です。
1日目・4日(日)の夜は、宿泊場所であった国立オリンピック記念青少年総合センターに、大学生を招いて、座談会を実施しました。東京大学の学生(下関西高校卒)と東京外国語大学の学生(宇部高校卒)に参加していただきました。1日目ということもあり、生徒たちはまだまだ緊張していたようですが、大学生の皆さんがうまく質問を引き出してくださったこともあり、和やかかつ活発な座談会となっていました。
座談会の後、宇部高校の生徒と、下関西高校の生徒でペアを作り、1日の振り返りを行い、その内容を皆の前で発表しました。他校の生徒の堂々とした発表を聞くことは宇部高校の生徒たちにとって、たいへん刺激になる経験となったようです。
8月4日(日)から6日(火)にかけて、2泊3日の日程で、「東京・大学ツアー2024」を実施しました。1・2年生の計18名が参加をしました。また、今回も昨年に引き続き、下関西高校との合同実施とし、東京では2校の生徒が同じ旅程で行動しました。
羽田空港到着後、品川駅に移動し、品川駅で下関西高校と合流しました。その後、東京工業大学コース、一橋大学コース、早稲田大学コースの3コースに分かれて、各大学に向かいました。
東京工業大学コースは、本校の卒業生が校舎案内をしてくれました。東京工業大学は10月から東京科学大に名称変更するということもあり、看板を写真に収める姿もありました。また、有名な建築家が設計した建物も多く、独特な雰囲気が感じられました。卒業生が「この棟には世界最高峰の性能を持つスーパーコンピュータTSUBAME4.0がありますよ」、「この棟でははやぶさ2が小惑星リュウグウで採取した試料を分析していますよ」、「この建物の中では鳥人間コンテストで何度も上位をとっている団体が飛行機を作っていますよ」という情報も紹介してくれ、参加者たちは興味深そうに聞いていました。また、東工大生がよく通うというハンバーグ屋で昼食をとり、その後、卒業生を囲んで座談会を実施しました。一つひとつの質問に対して、卒業生が丁寧に答えてくれて、あっという間に時間が過ぎていきました。
その他、一橋大学でも本校の卒業生が案内をしてくれるとともに、こちらも一橋大生がよく通うという定食屋を紹介してくれたようです。早稲田大学ではオープンキャンパスが開催されていたので、模擬講義等に参加したようです。
令和6年8月3日(土)~5日(月)、岐阜県大垣市の岐阜協立大学において開催された「第48回全国高等学校総合文化祭自然科学部門」に宇部高校科学部2年生3人が参加しました。大会2日目に、物理部門で「遠くに飛ぶ紙飛行機を作る」というテーマで発表しました。発表後には、多くの参加生徒から声をかけてもらい、良い刺激になったようです。また、巡検研修では世界淡水魚園水族館アクア・トト岐阜を見学しました。最終日は、生徒交流会や岐阜協立大学の森 誠一先生による記念講演「“郷土財”としての生物多様性とその保全」がありました。参加した生徒たちは、これらの貴重な経験を他の科学部員へ還元し、これからの部活動に励んでほしいと思います。
7月24日(水)、山口大学医学部医学系研究科の宮本 達雄教授をお招きして、山口大学医学部医学科説明会を実施しました。
まず、宮本先生より、医学部は医療行為に対する実践力を身に付けるところでもあるが、「医学」を学ぶところでもあり、そのように考えることで学びの幅が大きく広がるということを教えていただきました。急速に医学が進歩する中で、その第一線で活躍されている先生の話を、生徒たちは目を輝かせながら聞いていました。また、医学部医学科における学びの内容や教育カリキュラム、入試選抜方法や、学校推薦型選抜の特別枠を受験する際の留意点についても詳しく説明していただきました。
最後に、生徒からの質問にも丁寧に答えていただき、医療人として求められる資質等についても認識を深めることができました。
7月22日(月)、山口大学医学系研究科保健学専攻で臨床看護学講座を担当されている紙谷 恵子先生と、病態検査学講座を担当されている小室 拓也先生をお招きして、山口大学医学部保健学科説明会を実施しました。まず、先生方より医学部保健学科での学びの内容や、学校生活の様子、施設の概要や就職状況等について詳しく教えていただきました。また、今年度は検査技術科学に関する質問が事前に生徒から多く寄せられていましたが、これらの質問にもたいへん丁寧に回答していただきました。山口大学医学部保健学科の先生方が、学生の皆さんに対して丁寧に指導をなさっていることもたいへんよく分かり、生徒たちは進学への思いをさらに高めていたようです。
山口大学工学部において、1学年の総合的な探究の時間及び基礎探究の一環として大学体験セミナーが開催されました。第一部の全体会では、工学部長挨拶の後、大学院創成科学研究科で学ぶ本校出身の2名の学生さんによる、学生生活と研究活動についての話を聞きました。第二部では、8~10名の班に分かれ、21の研究室の中から3つの研究室と図書館を訪問しました。応用化学科の研究室での薬を作る研究や、知能情報科の研究室でのAIを使った脳の研究など、私たちが抱く工学部の研究のイメージとは違った世界を体験できました。
今回のセミナーでの体験を、今後の活動や進路選択に生かしてもらいたいと思います。
7月19日(金)、2年生3人が、下関市民会館で行われた第79回日本消化器外科学会総会・高校生企画に参加しました。
山口県内と北九州市から集まった39名の高校生が3名ずつ13班に分かれました。学会の独特な雰囲気や初対面の高校生との企画ということもあって、最初は参加した生徒たちも緊張していたのですが、たいへん楽しいアイスブレーキングを実施していただき、和やかな雰囲気で企画に入ることができました。
続いて、全国の第一線で活躍されている消化器外科医の先生方に各班に入っていただき、教授との対談が行われました。どの先生もたいへん気さくに生徒たちに接していただくとともに、サポートに入っていただいた先生方も明るい空気を作り出していただき、どの班からも明るい笑い声が聞こえてきました。明るい雰囲気の中で、先生方が消化器外科医としてのやりがいを分かりやすく伝えていただいたので、生徒たちにもその魅力が十分に伝わったようです。
また、教授対談の後は若手医師の先生方のサポートのもと、縫合・結紮(けっさつ、外科手術の際に行う糸結びのこと)、鏡視下ドライボックスの体験をさせていただきました。外科医の先生方が手術の際に着用する手術衣も着用させていただき、難しさもありましたが、生徒たちは嬉しそうに体験をしていました。また、ロボットシミュレーターも体験させていただき、最先端の医療の一端も感じることができました。
全国から集われた消化器外科医の先生方が、最先端の医療技術について議論、情報交換をされているという熱気が会場に満ちていました。医師の先生方が常に自己の研鑽を行われているということを目の当たりにしたことから、医師が崇高な仕事であると再認識できたことは、参加した生徒たちにとって何よりも大きな学びになったようです。このような貴重な機会を与えていただいた日本消化器外科学会の皆様にお礼申し上げます。
7月13日 最難関大志望者特別課外
7月13日(土)、3年生の希望者23人が参加して、東京大学や京都大学の2次試験対策を主な内容とする最難関大志望者特別課外を実施しました。
東京大学や京都大学の概要や配点・目標点などを確認した後、国語・数学・英語の特別講座を実施しました。最難関大をめざす者を対象に募集をかけたところ、23人もの生徒が集まるのが本校の強みですが、昼休みなどの休憩時間に、生徒同士で解法の確認をしていた姿が印象的でした。今後も「同志」として、互いに切磋琢磨しながら、頑張ってくれるものと期待しています。
7月2日(火)、本校の卒業生で、京都大学大学院理学研究科附属サイエンス連携探索センターの常見 俊直先生をお迎えして、「ようこそ先輩」という企画を実施しました。
まず、京都大学理学部の概要説明とともに、京都大学の特色入試について説明をしていただきました。その後、生徒から寄せられた質問について、丁寧に答えていただきました。「物理学を研究なさっている先生は日々、どのように世界を見ていらっしゃるのか」「どのような高校時代を過ごされていたのか」「京都大学の学生の生活について」などのお話はたいへん興味深く、参加した生徒たちも目を輝かせながら話を聞いており、学びへの意欲をさらに高めてくれたようです。
6月19日(水)、26日(水)に、本校コモンホールにおいてSDGsセミナーが開催されました。
19日には、宇部副市長様や市職員の方を講師としてお招きし、宇部市の現状と課題を伺いました。生徒は、4つのテーマに対して、自分の関心のあるものを選択し、解決策を考えました。
26日には、一人一人が提案書を作成し、グループ内で発表しました。最後は、グループの代表者による全体発表を行い、市職員の方からご講評をいただきました。
今回の経験やアイデアを、今後の探究活動に活かしてもらいたいと思います。
6月22日(土)、前日の3学年進路講演会につづいて、ときわ湖水ホールにおいて、Benesse東北支社エリアアドバイザーの鈴木 晃彦先生によるPTA進路講演会を実施しました。
子どもたちがグローバルで平和な世界を創っていく人材に育っていくために、学校とのキャッチボールを大切にしてほしいと参加者に語られました。そのうえで、大学進学にかかる費用についてお話しいただきながら、親の経済支援のあり方と、子どもたちとの関わり方についてもお話しいただきました。最後に、親が明るく前向きに生きながら、人としての有り様を見せることが、子どもたちが前向きに人生を歩んでいく前提となるというお話もしていただきました。
講演後のアンケートからは、「受験のことだけではなく、子ども達や親の人生までも考えさせられる講演で、本当に有意義な時間でした」、「親としての子どもへのサポートなど、自分なりに漠然と考えていたものが、より具体的に考えられるようになったと思っています」などといったお声をいただきました。
天候が悪い中、多くの保護者の皆様に参加いただきまして本当に有難うございました。
6月21日(金)、本校コモンホールにおいて、Benesse東北支社エリアアドバイザーの鈴木 晃彦先生をお招きして、3学年進路講演会を実施しました。
まず、鈴木先生は「自分自身が主役である映画を創り出す、今日がクランクインの日だ」ということを生徒たちに伝えられました。講演後の感想で「同じような日々を過ごす中で、目標を見失っていたが、なりたい自分になるために、主役である自分が今頑張らなくてどうするのかと思った。」と書いた生徒もおり、進路実現に向けて前向きに取り組む覚悟を決める機会となったようです。また、学びは大学に合格するための道具ではなく、自らの人間性を高めるものであるということ、そして、大学は知識の消費者から知識の生産者になる最高の時空であるということを教えてくださいました。この話から、生徒たちは授業、自学自習への取り組み方を変えなければならないということに気づいたようです。生徒の魂に響くお話ばかりで、今後、生徒たちがより主体的、意欲的な学びに向かってくれることが期待できる講演となりました。
6月9日(日)に、第48回文部科学大臣杯全国高校囲碁選手権大会山口県大会が行われました。男子代表決定戦で本校2年生が個人戦第2位となりました。入賞した生徒は、7月22日(月)~24(水)に東京都で行われる全国大会へ出場します。少しでも良い成績が残せるようしっかり練習に励んでいこうと思います。応援をよろしくお願いします。
陸上競技部です。5月25日(土)~27日(月)の3日間、維新公園で県総体がありました。
結果は以下のとおりです。
◎女子200m(3年) 優勝、100m 2位(中国大会出場)
○女子400m(3年) 8位
○女子1500m(2年) 決勝進出
○男子3000m障害(3年) 決勝進出
○女子400m(2年) 準決勝進出
苦しい戦い、悔しい結果もありましたが、最後までチームとして戦い抜くことができました。
次なる戦いはインターハイ出場がかかる中国高校陸上(鳥取)です。
選手は日に日に調子を上げています、応援よろしくお願いします!
令和6年度宇部高校文化祭を開催しました。1日目は、演劇部、吹奏楽部、器楽部の演奏を楽しみました。2日目は、クラス企画や3学年、PTAなどによる食品バザー、文化部や有志によるダンス発表がありました。各会場は、終日大盛況でした。多数のご来場ありがとうございました。
令和6年6月7日(金)、8日(土)に第74回宇部高校文化祭を開催します。
テーマは、「一祭合祭 ~原点回帰、そして、発展~」。今回は1日目を保護者公開、2日目を一般公開とします。宇部高校のエネルギーの詰まった発表や展示、出し物をお楽しみください。
5月21日、本校体育館で校納式が行われました。
内容は下記のとおりです。
【陸上競技部】
令和6年度山口県陸上競技選手権大会女子200m第2位
【バレーボール部】
令和6年度宇部支部総合体育大会第1位
【テニス部】
令和6年度春季宇部支部テニス大会女子シングルス第1位
令和6年度春季宇部支部テニス大会女子ダブルス第1位
令和6年度春季宇部支部テニス大会男子ダブルス第1位
【剣道部】
宇部支部総合体育大会剣道競技 男子個人1年生の部第1位
【個人】
令和5年度緑化運動・育樹運動ポスター原画コンクール最優秀賞
また同日、壮行式も行われました。出場するみなさんは、頑張ってください。
【剣道部(中国大会)】
大会名:第70回中国高等学校剣道選手権大会
期 間:6月14日(金)~6月16日(日)
会 場:鳥取県立武道館(鳥取県米子市)
【県高校総体に参加する部活動】
陸上競技部、バスケットボール部(男・女)、バレーボール部、ソフトテニス部(男・女)
テニス部(男・女)、卓球部、サッカー部、剣道部、弓道部、水泳部
陸上競技部です。4月20日(土)~21日(日)の2日間、下関市のセービング陸上競技場で地区大会が行われました。
この大会はインターハイ出場に向けスタートとなる大会で、県高校総体出場権を得るために各校が競い合いました。
結果は以下のとおりです。
【男子】
4×400mリレー 3位 /400m 5位 / 1500m 8位 / 5000m 4位、5位 / 3000m障害 3位 / 走幅跳 3位、8位
【女子】総合3位
4×400mリレー 1位 / 100m 1位 /200m 1位、3位 /400m 1位、3位 / 800m 1位 / 1500m 4位 / 3000m 3位、4位 / 走幅跳 5位
チームとしてのまとまりが少しずつ見えてきた大会でした。県高校総体に向けて、リレーを軸に部員一同頑張っていきます!
令和6年4月8日(月)、入学式が行われました。探究科70名、普通科161名、計231名の新入生を本校に迎えました。吹奏楽部の演奏で新入生が入場し、校長から入学が許可され、新入生代表がこれからの高校生活の意気込みを述べました。式後は高校生活初めてのホームルームが行われました。
9日(火)には、対面式を実施しました。1年生と2・3年生が対面し、新入生代表が挨拶し、生徒会長が歓迎の言葉を述べました。宇部高での生活が、夢や希望にあふれ、充実したものとなるよう願っています。